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きちんと見えイージージャケット!CIRCOLO 1901(チルコロ)で叶える大人のスマートカジュアル

この記事の要約

「週末も仕事も、快適さと見た目の良さ、どちらも妥協したくない」。そんな現代の男性が抱える願いに応えるのが、イタリア発のブランドCIRCOLO 1901(チルコロ)です。テキスタイルを知り尽くした創業者の情熱と革新技術から生まれ、代名詞の「イージージャケット」は、快適なジャージー素材でありながら驚くほど端正な見た目を実現。独自の染色・プリント技術は、まるで本物のデニムや織物のようなリアルな表情さえも可能にしました。まさに「Easy but not simple」を体現し、ストレスフリーな着心地と洗練されたイタリアンスタイルで、多忙な日常を送る大人のワードローブを格上げしてくれるブランドです。

「週末のリラックスタイムも、ちょっとした外出にも、そしてスマートカジュアルが求められるシーンでも、快適さと洗練さを両立させたい。」もしあなたが、心のどこかでそう感じているなら、CIRCOLO 1901はあなたのワードローブに新たな可能性をもたらしてくれるはず。

忙しい毎日を送る私たちにとって、ファッションは自己表現であると同時に、日々のパフォーマンスや気分を左右する重要な要素でもあります。特に30代、40代、50代と年齢を重ねる中で、「きちんと感」と「リラックス感」のバランスをどう取るかは、永遠のテーマかもしれません。イタリア発の「CIRCOLO 1901(以下チルコロ)」は、その二つの欲求を満たしてくれるブランドです。


テキスタイルを知り尽くした
創業者の情熱と革新的な技術

チルコロは、2008年、イタリア南部の街バーリでスタートしたブランド。創業者のジェンナロ・ダルジェニオ氏は、なんと17歳という若さからテキスタイル、特にニット生地の製造に携わってきた、いわば「生地のプロフェッショナル

長年の経験を通じて培われた素材への深い知識と情熱が、チルコロの快適さを追求するモノづくりに活かされています。彼が目指したのは、伝統的なイタリアのテーラリング(仕立て技術)の美しさを損なうことなく、現代人のライフスタイルにフィットする、革新的な「快適さ」をウェアに与えることでした。

引用|https://www.circolo1901.it/about-us/

業界に革新をもたらしたアイコン
「イージージャケット」

その革新性を最も象徴するのが、ブランドのアイコンであり代名詞とも言える「イージージャケット」の誕生です。チルコロが登場するまで、ジャケットといえばウールなどの硬い織物で作られるのが常識でした。しかし、ジェンナロ氏はその常識を打ち破り、本来ならカジュアルウェアに使われるスウェット生地やジャージー素材を、大胆にもテーラードジャケットに採用したのです。

今でこそ、ジャージー素材やスウェット生地を用いたジャケットは多くのブランドで見られ、私たちにとって当たり前の選択肢の一つとなっていますが、チルコロが登場した当初は、「スウェット生地のジャケット?」と、きっと誰もがそう驚いたことでしょう。ある意味、ファッション業界におけるちょっとした「事件」だったかもしれません。

引用|https://www.circolo1901.it/about-us/

しかし、一度袖を通せばその疑念は消え去ります。そこには、テーラードジャケットとしての端正な見た目と、まるでカーディガンやカットソーを羽織っているかのような、驚くほど軽やかでストレスフリーな着心地が見事に両立されていたのです。この快適さと品の良さを両立させるという価値観を市場に提示し、定着させた先駆けこそ、チルコロだったと言えます。

「ジャージーに見えない!」
染色とプリントの妙技

この「快適なのに、きちんと見える」という革新的なアプローチを支えているのが、ジェンナロ氏のテキスタイルへの深い知見と、それを最大限に活かす独自の加工技術です。特に驚かされるのが、染色やプリントによって、本来は硬さや扱いにくさが伴うこともある伝統的な織物の表情を、伸縮性に富んだジャージー素材の上に極めてリアルに再現してしまう点です。

デニム調プリント、織り柄チェックのプリント、そしてリネンのような天然素材の風合いの表現…。どれも、とてもプリントとは思えないほどのリアルなクオリティで、これがチルコロの大きな特徴です。 この高い再現性は、複数の高度な技術を、素材の特性を知り尽くした上で巧みに組み合わせて生まれているのでしょう。まさに職人技と言える技術力です。

一般的に、伸縮性のあるジャージー生地は、プリント時に柄が伸びたり歪んだりしやすく、また染色でも均一で深みのある色を出すのが難しいとされます。その難易度の高い素材に対して、これほどリアルな質感、奥行き、そして精巧な柄を安定して表現できるのは、まさにテキスタイルを知り尽くしたジェンナロ氏と、S.G.L.社が持つ長年の経験と技術力の結晶と言えるでしょう。

この革新的な技術があるからこそ、チルコロは「抜群に快適な着心地」と「多様で豊かな見た目の表現」という、従来は両立が難しかった価値を提供できるわけです。この技術力には、服好きとして、ただただ脱帽するばかりです。

「Easy but not simple」
哲学と進化

チルコロが掲げるブランド哲学はEasy but not simple(簡単だが、シンプルではない)。これは、単に「楽な服」を作るのではなく、その快適さの裏には、計算され尽くしたデザイン、上質な素材選び、そして高度な技術がある、という自負の表れでしょう。一見シンプルに見えるアイテムほど、その仕立ての良さや素材の質感が際立ちます。まさに、肩肘張らずとも品格を漂わせたい、大人の男性にぴったりのフィロソフィーです。

引用|https://www.circolo1901.it/about-us/

また、「Proudly Authentic(誇り高きオーセンティック)」というスローガンも、彼らの姿勢を示しています。一過性のトレンドに流されるのではなく、本質的な価値、つまり着る人のための快適さと、時代に左右されない普遍的なスタイルを追求する。こうしたブレない姿勢も、私たちがチルコロに惹かれる理由の一つかもしれません。

近年では、より軽量化された素材や、現代的なシルエットを取り入れたコレクションも登場し、ブランドが常に進化し続けていることも見逃せません。(本社を歴史的な家具工場に移転したというエピソードも、彼らが単なる服作りだけでなく、ブランドの背景にある物語や美意識を大切にしている証のようで、個人的にグッとくるポイントです。)

エフォートレスなエレガンスと
時代に左右されないスタイル

設立からわずか十数年で、チルコロはその品質とスタイルで世界中から支持を集め、今や25カ国以上で展開されるグローバルブランドへと成長。

  • ジャケットを着なければいけないけれど、窮屈なのは嫌だ。
  • 休日はリラックスしたいけれど、だらしなくは見られたくない。
  • 出張や旅行でも、シワを気にせず快適に、でもお洒落でいたい。

チルコロのウェアは、そんな現代の男性が抱える様々なシーンでの「こうだったらいいな」を叶えてくれます。「Easy but not simple」を体現した一着が、あなたの日常に、快適さと洗練されたイタリアの風を運んできてくれるはずです。

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